特集 常陸の輝き

【安全で高品質な茨城の食をご紹介】
茨城県営業戦略部販売流通課

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特集 常陸の輝き

What's 常陸の輝き?

 「常陸の輝き」は、茨城県の養豚関係者が満を持して、お届けする新たなブランド豚肉です。
 茨城県畜産センターが開発したデュロック種の系統豚「ローズD-1」を交配した三元豚を、「ブランド専用の飼料」で肉の旨みを引き出し育て上げることで、やわらかく、滑らかな食味で旨味・香りの良い肉質を実現しました。

有名料理人が絶賛

 赤身に旨味のある脂が入り、香りもよく、焼き上がりはしっとりと仕上がりますので、お客様に自信を持って提供できます。

ピアットスズキ オーナーシェフ 鈴木 弥平氏

開発の経緯

  • 開発の目的

     茨城県の養豚は、飼養頭数では全国第6位であり、県の農業産出額では約8%を占めるなど、本県農業の基幹的な位置づけとなっています。
     しかし、養豚農家を取り巻く環境は、国産豚肉のプライベートブランド増加による国内産地間競争の激化に加えて、日欧EPAやTPP11(イレブン)の協定発効による輸入豚肉の増加が懸念され、豚肉価格への影響が心配されています。
     そこで、養豚農家が高品質な豚肉生産に取り組むことが、豚肉の差別化による所得向上につながることを狙って、ブランド化の取り組みを始めました。

  • 開発の方法

     「常陸の輝き」の生産については、生産流通マニュアルが定められ、各生産者が生産方法を厳守して生産することとしています。
     交配方法は、三元交配方式(ランドレース種と大ヨークシャー種を掛け合わせた母豚(交雑種)にデュロック種の雄豚を交配)で生産することとしており、最後に交配するデュロック種は畜産センター養豚研究所が開発したデュロック種の系統豚「ローズD-1」(写真)を使用します。
     また、さらに肉質を高めるために飼料メーカーとの協力の下に開発した「常陸の輝き専用飼料」を肥育後期の出荷前の55日以上給与することとしています。
     さらに、「常陸の輝きブランド枝肉規格」が設定されており、出荷後に厳しい規格条件を満たさなければ「常陸の輝き」のブランド名が付きません。

「常陸の輝き」の種豚ローズD-1。脂肪分を多く含んだ赤身が特徴的

生産者のこだわり

 『豚の味を決めるのは脂、脂を作るのはエサ』と言われるほど、豚肉のエサは重要です。「常陸の輝き」の生産過程では、肥育期に指定配合飼料「常陸の輝き専用飼料」を与えることで、脂がさっぱりとして、ほのかに甘く・良い香りになります。また、赤身に脂(サシ)が入り、旨みが強く、やわらかな口あたりになることも特長です。もちろん、日々の体調管理や豚舎の掃除など、豚にとってストレスの無い環境を整えることも重要です。

株式会社 山西牧場 倉持 信宏氏

「常陸の輝き」3つの美味しさの秘密

おすすめレシピ

常陸の輝きのしょうが焼き

  • 材料(2人前)
  • ・常陸の輝きロース 200g
  • ・玉ねぎ 半玉
  • ・小麦粉 適量
  • ・キャベツ 適量
  • 【タレ】
  • ・しょうが(すりおろす) 大さじ1
  • ・醤油 大さじ2
  • ・みりん 大さじ2
  • ・酒 大さじ2

作り方

  • 1.ロース肉の脂身に切り込みを入れ、小麦粉をまぶす
    ロース肉の脂身に2~3センチ間隔で切り込みを入れることで、焼いた時に丸く縮んでしまうのを防ぎます。また、小麦粉をまぶしておくことで、タレが肉に絡みやすくなります。
  • 2.タレを作る
    タレの材料を全て混ぜます。
  • 3.玉ねぎを切る
    1センチ程度の薄切りにします。
  • 4.ロース肉を焼く
    油は使用せず(肉から脂が出るので)、ロース肉をフライパンで炒めます。
    この時、混ぜずに焼き目を付ける感じで焼くのがコツです。
  • 5.玉ねぎを入れる
    豚肉の表面が白くなってきたら、玉ねぎを加えます。
    焦げないように、火加減の調整を忘れずに。
  • 6.タレを入れる
    ロース肉が茶色い焼き色になったら、あらかじめ作っておいたタレを投入します。
    全体的にとろみが出たら完成です!

常陸の輝きのしゃぶしゃぶ

  • 材料(2人前)
  • ・常陸の輝き薄切り肉(部位はお好みで) 150g
  • ・春菊(水菜や白菜でも可) 1/4束
  • ・豆腐 1/4丁
  • ・しめじ 1/2パック
  • ・舞茸 1/2パック
  • ・長ねぎ 1本
  • ・昆布 5cm
  • 【タレ】
  • ・ポン酢(市販) 適量
  • ・ゴマだれ(市販) 適量

作り方

  • 1.だし汁を作る
    しゃぶしゃぶ鍋に湯を沸かし、火を止め昆布を入れ約30分置きます。
  • 2.舞茸を分ける
    舞茸を少し大きめの小房に分けます。
  • 3.しめじを切る
    しめじの石づきを取り落とし小房に分けます。
  • 4.春菊、豆腐、長ねぎを切る
    春菊、豆腐、長ねぎを食べやすい大きさに切ります。
  • 5.しゃぶしゃぶする
    昆布が入ったしゃぶしゃぶ鍋を弱火にかけて、常陸の輝きやお好みの具材を入れてしゃぶしゃぶして、火が通ったらポン酢やゴマだれにつけて食べる!
「常陸の輝き」が買えるお店・食べられるお店

豚肉の部位と特色

① かた ややきめが粗く肉色も濃い部位。薄切り、角切り、煮込み料理など応用範囲も広く、ひき肉として適しています。
② ロース きめは細かく、やわらかい部位。トンカツの他、肉厚の部分はポークソテー用などに適しています。
③ ヒレ きめが細かく、やわらかい部位。部分肉では、周辺脂肪は取り除かれて、脂肪が少ない赤身となっています。ヒレカツやソテーに適しています。
④ ばら 肉質はやわらかく、コクと風味に富んでいます。脂肪と筋肉が層をなしています。焼き豚や煮込みに適しているほか、スペアリブとしても用いられます。
⑤ もも きめが細かく、脂肪が少なく、多くの豚肉料理に利用することができます。

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